C++で競技プログラミングをやるための環境構築

Ubuntu 20.04 がリリースされましたね

これはなに

Ubuntu を入れて VSCode を使って C++ で競プロをやるための手順に関する雑なメモ

手順

詳細は後述

  1. Ubuntu をインストール
  2. ちょっと設定
  3. もろもろインストール
  4. VSCode拡張機能とかを入れる
  5. 好みに合わせる
  6. おしまい

1. Ubuntu のインストール

  • ここから好きなバージョンの iso イメージをダウンロード
  • iso からブータブル USB を作る
  • 作った USB で PC を起動し、指示に従ってインストール

2. インストール後の設定

フォルダ名変更

(日本語でインストールした場合)次のコマンドでホームディレクトリ内のフォルダ名を英語にしておく。

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

ドキュメントとかピクチャとかにファイルがいるとフォルダが残ってしまうので、最初にやる。 これ以降の起動の際に日本語に戻すか聞かれるが、今後表示しないみたいなオプションを選べばもう聞かれなくなる。

時刻に関する設定

Windowsデュアルブートにしている場合)次のコマンドで Windows 側と時刻がずれるのを防ぐ。

timedatectl set-local-rtc 1

3. ソフトウェアのインストール

コンパイラなど

必要なものは以下のコマンドでだいたい揃うはず。

sudo apt install build-essential libboost-all-dev git

Ubuntu 20.04 の場合 gcc 9.3.0 が入りました( 2020/04/24 現在)。

Visual Studio Code

ここから .deb をダウンロードしてインストールする。 インストールは端末を開いてsudo apt install ****.debをすれば良い。

4. VS Code の設定

拡張機能として「 C/C++ 」を入れるだけで良さそう。 日本語化したければ「 Japanese Language Pack for Visual Studio Code 」も入れる。

貼りたいライブラリはユーザースニペットに仕込んでおくと便利。

5. その他

シェルの変更・フォントの変更・キーバインドの設定などを適当にやって自分好みの環境にする。

たとえば

gsettings set org.gnome.desktop.interface clock-show-seconds true
gsettings set org.gnome.desktop.interface clock-show-weekday true

をすると上の時計に秒と曜日を表示させられる。おすすめ。

6. 書く

コードを書いて手元でコンパイル・実行ができることを確認して準備完了。

お疲れ様でした。